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2016年1月16日土曜日

2015年12月22日 京王線 明大前駅 20時台混雑調査

2015年12月22日に京王線の混雑調査をしてきましたので、昨日に引き続きまして報告です。

明大前下り発車時、20時台1サイクル分のデータとなります。19時台のデータはこちらから

なお、調査日の12/22は祝日前ということもあり、忘年会需要と普段の需要が入り交じっているような印象を受けました。
データ(特に混雑の絶対値)は参考程度とお考えください。
おきらく娯楽工房」様の「混雑ポイント」という考え方に基づく集計値です。

【ダイヤに関して】
20時台は20分サイクルで、
特急 八王子1
特急 橋本1
準特急 八王子1
急行 橋本(都営線直通)1
快速 高尾山口(都営線直通)1
各停 橋本2

が運行され、時間21本の運行となっています。昼間のパターンダイヤと同本数ですが、種別構成が変化しています。
相模原線系統が準特急→特急、区間急行→急行に変化しており、幾分遠距離輸送にシフトしていることが伺えますね。
18時・19時台の夕ラッシュパターンと昼間パターンを足して2で割った、というところでしょうか。

【混雑分析】
調査日の関係か、20時台にも関わらず本線特急の混雑は19時並、ドア際の圧迫が顕著な車両が目立つ状況。

混雑率的には本線特急>本線準特急>相模原線特急>急行・快速>各停の順です。
調査前は本線準特急が最混雑になるか?と考えていたので、少々予測を覆されました。

本線特急はそもそも混雑する単独運転スジであることに加え、新宿時点で先行の準特急から13分空きになっていることが大きいです。明大前では若干間隔を詰めますが、集客に占める割合は新宿が大きいことが伺えます。
準特急も本線の優等機能に加えて千歳烏山停車の影響が大きく、やや混雑率は高くなります。
ただ、千歳烏山で結構下りる(130%程度になるででしょうか)ので、そこまで気にする必要はないのかな、と。
相模原線特急は19時台と同じく、先行の本線特急系の8~9割程度の値を示しています。19時台と集客条件がほとんど変わっていないということかな、と思います。

急行・快速は対になって走りますが、見事に同一程度の混雑率です。加えて、その後の各停もほぼ一定の混雑ポイントを示していることは興味深いですね。準特急の千歳烏山停車の影響は、混雑のバラつきという形では表れていないことになります。
むしろ、下位優等が都営線直通に統一されたことの影響が大きそうです。以前のダイヤでは、京王線新宿から快速と各停が続行する時に各停の混雑が低めに出ていたと記憶しているのですが、今回はそうしたバラ付きの幅はかなり小さくなっています。

本線特急はちょっと気になる混み方なので、続行している特急と準特急の行き先を入れ替えて前列車間隔を揃えるのも一手かもしれません。調布から先の本線スジに影響が出てしまいますが……。

今回は以上です。珍しく連続で更新できたので、今後も更新していきたいところですね。